水の話-汽水域

地上に降った雨は、やがて川を作り海へと流れます。川の水は淡水(真水)ですが、海の水は塩水です。河口付近では真水と塩水が混ざり合って、海水でも真水でもない水の領域が作られることになります。これを汽水域と呼んでいます。


汽水域
すべての生命がたどった場所
生産力と浄化力の大きな水域
淡水と海水の境の生きものたち


●取材協力
・島根県内水面水産試験場場長 中村幹雄氏(水産学博士)
・島根大学汽水域研究センター教授 高安克己氏(理学博士)
・島根大学汽水域研究センター 大塚泰介氏(農学博士)
・豊橋市自然史博物館学芸員 松岡敬二氏(理学博士)
・豊橋市自然史博物館学芸員 須山知香氏
●参考資料
・「アユの話し」 岩波新書
・「公開シンポジウム報告書・中海・宍道湖とその流域
-豊かな自然と文化を未来に生かす」 島根大学汽水域研究センター
・「神西湖の自然ー小さな汽水湖・大きな恵み」 たたら書房
・「宍道湖の自然」 山陽中央新報社
・「新地球物語」 日本放送出版協会
・「日本の淡水魚」 山と渓谷社
・「三河湾の生き物と自然」 三河港海洋利用研究会(1995・7)
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