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先輩社員の声

K・H

世界各地で利用できる
革新的な水処理の新技術を創造したい

K・H

第二開発部|開発課 [2020年入社]

世界各地で利用できる
革新的な水処理の新技術を創造したい

先輩社員インタビュー

入社してから現在までの仕事(配属先、業務内容)について教えてください

2020年に入社し、現在に至るまで第二開発部開発課として以下の業務に携わっています。
○次期浄化槽製品開発
・・・新技術を応用し、市場競争力の高い新製品の開発を行っています。また、発売された製品の追跡調査を行い、新製品へ展開しています。
○水質浄化要素技術研究
・・・水処理に関連する学会への参加、大学や他メーカー様との共同研究を通して新技術の創出を行っています。
○特許対応
・・・創出された新技術・コア技術となる発明を保護するために特許権利化の手続きをしています。

今の主な仕事(業務内容・役割)を教えてください

○次期浄化槽製品開発
複数人で新製品開発において効率良く水質浄化するためにはどのような構造が良いかといった基礎的な実験をしています。
浄化槽は微生物の働きによる生物処理のほかにも、沈降分離といった物理的な処理も重要になってきます。
それぞれで処理性能が良くなる構造をチームで考え、実際に実験して妥当性を評価しています。
○水処理要素技術研究
大学との共同で浄化槽排水を高度に処理できる新技術を研究しています。
大学では基礎的な検討を行っていただき、フジクリーンではラボスケールでの検討結果を踏まえてスケールアップし、実排水を用いて目的の処理が行われるか研究しています。

業務で関わりのある部署(各部、支店、営業所、工場など)はどこですか
またどのような関わりがありますか

○営業部・海外事業部
国内外のニーズに関して情報交換を行い、ニーズに合った魅力的な市場競争力の高い商品像を作っていただいています。
また、要素技術研究で得られた新技術は営業部を通してニーズを調査していただいています。
○第一開発部
次期浄化槽製品開発では、第二開発部で水質浄化に必要な構造やブロワの性能、各種要件を決定した後、第一開発部に設計をしていただいています。また品質の最適解を両部署で打ち合わせしながら決定していっています。

業務で関わりのある部署(各部、支店、営業所、工場など)はどこですか またどのような関わりがありますか

今までで一番大変だったこと、そしてそれをどう乗り越えましたか

浄化槽開発には物理化学や微生物処理などの総合的な知識が求められ、その中で最適解を求めていくということが開発の醍醐味であると同時に、今でも大変だと思います。
特に入社1年目は大学での研究の専門領域とのギャップで専門用語や理論など分からない点が多々ありました。
担当した実験で、考察に難しい場合はチームリーダーやチーム員に相談することで、より結果を深めて知識を習得していくことができました。
一人ではときに固定観念によって考えられる範囲は限られますが、チームに共有し協力してデータを考察することで、最適解を見つけていくことができると感じました。

職場の雰囲気について教えてください

賑やかで話しやすい雰囲気でもあり、データには集中するといったメリハリがある職場だと思います。
先端技術を扱う都合上、仮説と相反する結果になることがあります。その中で、時には若手からの柔軟な発想や切り口によってうまく説明がついたりします。
上司若手含めてみんながデータに真摯に向き合って、打ち合わせや相談での議論でも言いたいことを言えるような雰囲気だからこそできることだと思います。

今後の目標を教えてください(こうなりたい、こういう仕事をしていきたいなど)

先端技術にアンテナを張り、世界各地で利用できる革新的な水処理の新技術を創造したいです。研究開発・商品開発において先端技術の重要性を強く認識しています。特に現代ではAIの発展により、あらゆる業界で研究開発のスピードが飛躍的に向上し、新たな技術が次々と生まれています。
このような状況の中で先端技術の情報感度を高めて、どの地域でも適用可能な水処理技術を開発したいと思います。また、大学との共同研究も重視し、より包括的で洞察力のある技術開発に取り組んでいきたいです。

今後の目標を教えてください(こうなりたい、こういう仕事をしていきたいなど)

1日のタイムスケジュール

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